太陽光発電システムを利用するにあたって、天候の変化による影響がどの程度あるかは重大な関心事項です。
通常の一般家庭では、年間約3600kwhの消費電力があるとされていますが、この電力を太陽光発電で得るためには、消費電力量が3～4kwの設備で補うことが必要だとされています。
しかし、太陽光発電システムは、天候や季節の変化によって、年間を通して常に一定の電力が得られるとは限りません。
当然のことながら、晴れの日、曇りの日、雨の日と天候によって発電効果は違ってきます。
特に、雨天時などは、太陽の光がほとんど届かないので、家庭内で消費する電力を賄うことが困難になります。
このように消費電力が発電電力を上回る場合は、一般家庭と同様に電力会社から電気の供給を受ける形になりますので、雨天の日が続く梅雨の時期や長い秋雨の時期が続いたとしても、電力供給に関して問題はありません。
また、年間で消費電力量が最も多いとされているのが、冷房などを多用する真夏の時期です。
エコを考えるならば、電力会社からの供給量が増えるこの時期に、太陽光発電を取り入れるのも良いのではないでしょうか。
