医療保険とは、保険に加入しているあなたが病気やケガなどで入院したり手術をしたりしたときに、あらかじめ決められた金額(1日入院で5000円とか10000円とか)の入院給付金や手術給付金を保険会社から受け取れる保険です。
日本人の平均寿命は男性で79.8歳。女性で86.3歳です。
こうした長寿社会の到来に伴って平均寿命が高くなるに従って、生命保険は今まで主流であった死亡保障よりも、医療保険に力を置き始めております。
すなわち、高齢化の進展に伴い、死亡に対するリスクよりも長生きした時の医療費に対するリスク、つまり長生きリスクや介護リスクに備えるための保険に、主眼を置きはじめているというわけです。
特に、最近は都市化や核家族化が進んだこともあり、高齢者だけの世帯が急激に増える傾向があります。
こうした、高齢化家庭においては、死亡に対するリスクよりも、長生きをすることによる医療や介護のリスク、家計にあたえるリスクのほうがより大きな問題となってきております。