若い時には全く気にならなかったのに、歳をとるにつれ気になりだすのが、血圧と血糖値でしょう。
とりわけ、血糖値が高いまま放置すると糖尿病へと進みかねないので、特に注意が必要です。
血液の中のブドウ糖のことを血糖と言いますので、血糖値とは、体内を流れる血液中の血糖の濃度の値を指します。
健康診断を受けた際、血糖値が基準値よりも高いと、「高血糖」と診断されて、医師から血糖値対策の指導を受けることになります。
高血糖になると、血液中の糖の濃度が高すぎる状態ですから、血液はドロドロ状態になり、水分不足で脱水症状を起こすこともあります。
反対に、血糖値が基準よりも低いと「低血糖」となります。
低血糖になる主な原因は、高血糖のために薬を服用中だが、なにかの間違いで薬を飲みすぎたり、薬を飲んでいるのに食事を抜いたり、あるいは、激しい運動をした際などに、薬が効きすぎて血糖値が過度に下がることによるものです。
このように、血糖値は高すぎても低すぎても、身体に悪影響が及ぶので注意が必要なのです。