活性酸素は普段の生活の中では必ず生体内で産生されてしまいます。しかし、最近どうも疲れやすくなった、手足が冷えるなど、体調の変化を感じることはありませんか。
そんな時は、体の中に活性酸素が多く作られている可能性があります。特に、ストレスを強く感じている時には多くなります。
活性酸素とは、体の中で余ってしまった酸素のことで、取り除かないと、あらゆるものを酸化させるため、体にさまざまな悪影響をもたらします。
すなわち、体の機能がサビつき、血管や細胞を傷つけてカラダの内側から老化を早め、代謝を悪くします。代謝が悪いと食事で摂取したカロリーをエネルギーとして使いきれず、肥満の原因ともなります。
この活性酸素を排除する働きをするのが、抗酸化物質です。体の中には、元々、抗酸化酵素が備わっておりますが、喫煙や栄養不足、ストレス、紫外線、食品添加物などによって活性酸素が増えすぎると、それに対応しきれなくなってしまいます。
このため現代社会では、とくに抗酸化作用のある栄養素であるビタミン、ミネラル、ファイトケミカルスを摂取する必要があるのです。
また、抗酸化物質の代表的なものとして水素があります。水素は少量で効率よく活性酸素を還元してくれるからです。