就職活動を「就活」と言うように、婚活とは結婚相手を探す活動、すなわち、結婚活動を略して「婚活」といいます。
この言葉は、2008年、2009年と2年連続で流行語大賞にノミネートされるなど、もう、知らない人はいないほど日本国内では浸透しております。
その背景には、少子化、未婚化、晩婚化があり、日本の人口をこれ以上減らさないためにも、婚活の重要性は一層高まっております。
では、婚活とはどのようなことをするのでしょうか。昔良く行われたお見合いはその代表的なものですが、それ以外にも幅広く行われております。
女性が料理教室に通う、美容と健康のためにエステに行く、ダイエットをする、あるいは、フィットネスジムに通うことも婚活の一部と言えます。
また、男性が、結婚資金を作るために貯金をしたり、結婚に備えて年収UPに繋がる資格を取って、自分磨きをしたりするのも婚活の一部と言えます。
しかし、結婚は相手があって初めて成立する話です。このため、婚活でメインとなる活動は、やはり、新しい出会いを求める活動をすることでしょう。
この、新しい出会いを見つける手段としては、婚活サイトや結婚相談所を利用する、お見合いパーティーや合コンに参加する。あるいは、親しい友達や親戚などに紹介を頼むなどがあります。
ただ、問題は、新しい出会いを探すと言っても、結婚につながる出会いが出来るかどうかです。
将来、結婚するつもりがない、単なる遊び相手としか考えていない相手に出会ったとしても、それは結婚に繋がることはありませんので、時間が無駄になるだけです。
すなわち、婚活の本質は、将来、結婚したいと思っている独身の異性に出会うこと、そして、結婚願望を持っている人が沢山いる場所に行くことなのです。
