日本人は、一般的に自分の足の健康に無関心です。このため、外反母趾や扁平足、カカトのゆがみなど、全体の8割くらいの人が、足に何らかの障害を抱えていると言われております。
これによって、靴の履き心地が悪くなっているにもかかわらず、「靴が合わない」と決めつけて、自分の足に根本的な問題があることに気が付かない人が多いのです。
「足は全身を支配する」します。カカトの骨がゆがんでいると、膝や腰に負担がかかり、土踏まずも形成されにくく、 歩き方が変になり、からだの成長にも影響します。
近視や乱視の人が間違ったメガネをかけ続けると、ますます眼を悪くしてしまうのと同様に、足のゆがみに対してきちんと対処していない靴を履き続けると、かえって足を痛めることになります。
足だけでなく、膝や腰の痛みに発展する可能性もあるのです。
しかし、足のゆがみは素人目になかなか判断がつきません。
足の健康に詳しい靴屋さんなどに見てもらい、 今、履いている靴に問題がないか、どんな靴が自分に合うのかなど、一度アドバイスを受けると良いでしょう。